ケアマネジャーの仕事というのは漢字で書くと『介護支援専門員』と言われ字のごとく『介護の支援をする人』
直接ケアをするのではなくて、その方がこれからの人生を誰とどんな風に暮らしていきたいか。
今までの生い立ちや、思考や気持ち。
叶えたかった大きな夢や身近な希望とかそんな想いをたくさんたくさん伺い、それが少しでも叶えられるように介護のサービスだけではなくご家族や友人、地域やペット🐈などと繋ぎ皆で支えるチームを作る、そんなお仕事です。
だから人生の最期まで付き添わせていだだくことがとても多くあって
16年ケアマネジャーとして仕事をしていると本当にたくさんの人生を見させていだき、一緒に笑ったり喜んだり、泣いたりそして学んだり。
とにかく多くの経験をさせていただく日々でいろいろと感じる事があるのですが
『必ず元気でいられる、明日が必ず来る』
という訳ではない。ということ。
よくお年の大きくなった方が口にされます
『また目が覚めちゃった。まだ生きてたなあ』
朝目が覚めて『生きている』ことを改めて実感されて、だからもう少し楽しもうかなと思うと話されます
本当にそうで、ちゃんと目が覚めて生きているからこそ出来ること、伝えられることがあります。
私は自分の想いをきちんと人に伝えることがとても苦手ではありましたが、たくさんの皆さんからの学びでそれでは何も伝えられないし、残していくことができないのだと。
人間ですから伝えられる手段はたくさんあります。言葉だけではなくわかり合える仲間であれば目や指先からでも伝わるのかも知れません
『ありがとう』
『大好き』
『ごめんね』
やっぱり感じた時に伝えていかなければ勿体ない。
もちろん明日があって欲しいのですがこればかりは分かりません。
だからこそ、大切な方には伝えていきたいですし伝えて欲しいなと常々感じています。
大切な方に想いを伝えて素敵な1日を過ごしてくださいね🍀
Saya