介護の勉強をする中でよく耳にした言葉。
当時私が20代の頃といえばお誕生日が明治の方ばかり。
昭和一桁の方でも『若いねぇ』と言われている時代だったのでよく先人の知恵袋&昔のことわざや言い伝えを教わったものです
天気のこと、食べ物の事、子育てでも何でも今のように携帯で調べればすぐ出る、なんて訳ではなく全て頭に知識や経験値が盛りだくさんの皆さん。
そんな皆さんとの会話は本当に面白くてマメ知識から大人の事情♥までとにかく叩き込まれたもの🤣
その中でもよく覚えている言葉。
『嫁と姑は鏡だ』
嫁を見れば姑がわかる
姑を見たらどんな嫁かわかる、と。
でもこれは言葉の1つであって誰に対しても一緒だとよく話してくれました。
いじわるい顔をしている人の周りには、意地が悪い人ばかり。
優しくていつも笑顔の人の周りにはそんなニコニコの人ばかりだと。
だから例えば私と話をすると、どんな両親に育てられどんな人に支えてもらっているのか。
そしてどんな仲間に囲まれて日々過ごしているか分かると言われます。
当時まだ20代の頃は『なるほどー』とは思うもののまだあまりピンとこなくて。
ようやく今、それを感じられる年頃になってきたように感じています。
『ありがとう』と言われたら嬉しいですしさらに『ありがとう』をお返したくなります
『素敵だね』なんてもし一言いわれたら十倍返ししたくなります
でも攻撃的な言葉や嬉しくない言葉をもしたくさん言われたとしたら、お返しはしないにても一緒に過ごす時間を減らしてしまうかなって。
それに逆ももちろんあるかも知れません。
いろいろと教えて下さった人生の大先輩もそうですし、周りで素敵だなと思う方は皆さん共通して相手を思いやった言葉をたくさん使われています。
常に感謝を伝え、思いを形にし届けてくださっています。
だからいつもその方の周囲には同じような方が集まっているものなんだと。
なかなか自分を客観的に評価するのは難しいのですが、家族との時間や大切な方々との時間を改めて感謝し見つめてみるのも大事🍀
先人の知恵を直接、言葉として学べたのは今となっては本当に尊い時間だったなと。
『鏡』だということを忘れずに今日も笑顔で過ごしていきたいですね🥰
Saya