『貴方にとっては大勢のうちの一人かも知れないけれど、私たちにとっては貴方一人なんですよ!』
まだ私がケアマネジャーになりたての29歳の時、お客様のご家族から厳しくお叱りをいただいた言葉。
その当時会社携帯なんてものは無く、外へ出かけて戻ると『電話下さい』メモがずらずらと並んでいて。
ひとり一台ではない電話機でしたし、あちこち連絡し事務仕事をしていると次の外出時間。
そんな日々なので、お返事の電話が翌日になってしまうことは多々だったように思い返します
電話が繋がらない=忙しい人
忙しい人=話を聞いてくれない・向き合ってくれない人
そんなイメージを持たれたのだと思います
逆で考えてみても納得です。
自分がお願いしたい事があるから、困っているから早く連絡が取りたくて電話をしているのに全く繋がらない、返事も来ないようでは不信感もあれば、何だか腹が立って当然だなと。
なのに
『忙しい自分って格好いいかも😆』
なんて勘違いしていた年頃だったかも知れません。
忙しいそうと言われるのがステータスであったり『自分って凄いかも』みたいに思っていたかも知れません。
そんなご迷惑な勘違い『忙しい』
きっとそれが全面にでていたからこそ厳しく教えてくださったご家族だったのだろうと思います。
このことをきっかけにご家族とは仲良くなれましたし、さらに多くの事に気づかせていただけたのはとっても有り難い出逢い。
社会人であれば誰もが同じ様に忙しいと思うんです。
でも『この方素敵だな』と感じる方々は何故か余裕感があるんです。
その忙しさの中にもちゃんと配慮や気配りがてきたりもちろん困った時にはすぐに助けてけれる早さもあります
『忙しい』とは『心』を『亡くす』という意味は有名な言葉ですよね
そんな『忙しい』方が最近多いように感じます😢
私みたいな勘違い忙しいではなく本気できっと忙しいに違いないんです
でもそれでは心を亡くしてしまうかも知れませんし、体も壊れてしまいます
そうなってからではきっと取り戻すまでがとても大変なこと。
ご家族にとっても
大好きな人にとっても
仲間にとっても
たった一人の大切な人
その他大勢や代替品・類似品なんて簡単に手に入る者では大切な人。
どうか自分の身体も心も
そして想ってくださる方の心も大切に過ごしていきましょうね🍀
Saya