私がケアマネジャーとして初めて仕事デビューをしたのは29歳の時。
二人目の子供を出産しまだほんの数ヶ月。
当時、2歳半の長女と2ヶ月の次女とベビーカーで面接に行ったことをつい最近のように思い出します。
面接に行った先は女性が代表を務める会社。
『働く女性は心から応援したいの!』と。
代表は大学教員として勤めていた42歳の頃、この介護の会社を立ち上げられ必死に仕事と育児の両立されてきたとお話してくださいました。
だからこそ応援したい
出産しても働ける職場にしたい
助け合いの精神を忘れずお互いに成長したい
そんな話を熱く語ってくださって。
でもまだ次女は2ヶ月
半年後の保育園に入園してから働くつもりでの面接でしたが状況は一変して。
『せっかく資格を取ったのに使わず半年も眠らせているのは勿体ない。
週に1回でも短時間でもいい。
子供も連れて来ていいから勉強のつもりで働きに来なさい』
その言葉で翌週よりクーハンに入れた赤ちゃんとミルクを持参しケアマネジャーデビューとなりました。
仕事をしている間、訪問に出かける間や泣き出してしまった時
代表始めたくさんの先輩お姉さま方が代わる代わる抱っこしてくださりあやしてくれて。
ケアマネジャーだけではなく様々な経験を経て仕事復帰する女性はかなり多いのですが、なかなかこのような対応をしてくださる会社は少ないと聞きます。
『また熱が出たんですか?』
『保育園から呼び出しの電話ですよ』
『よく休みますね』
私も含めそんな言葉を伝えられた友人はとても多い。
それに慣れた会社を退職しまた1から人間関係を、人によっては職種も変えて復職する仲間も多くあります
私もまだ小さい娘たちとケアマネジャーの仕事の両立は素敵な代表の想いがある会社だったからこそ自分のペースで成長させていただくことができたと。
だから今もこうしてインストラクターとして、ケアマネジャーとして、母として働く基盤を作って来ることができととても感謝しています
今は女性も社会で同じように活躍できる時代になっています
でもやっぱり『母』でもあり『妻』でもあり
そこも大事に過ごしていきたいとしたら
上手に時間を生み出しメリハリをつけて。
そしてどちらも『笑顔』で過ごせてこその両立ではないかと私は感じています
疲れきってしまい、体調を崩し家のことも仕事もできないようでは本末転倒です
私も代表が会社を立ち上げられた年齢をすでに超えた今、同じように応援できているのかなと考えたりもします
そう思うと本当にまだまだですが、私が教えていただいてきたこと、助け合いながら成長させてもらえたことを今度は私が伝えていけたらと。
そして助けてくださる先輩や家族、仲間に感謝してこれからも笑顔で成長し続けていきたいものです🥰
Saya