10キロを越えたその先の景色
今まで知らなかった楽しさ
そんな素晴らしい時間を感じられるだろう、人生初のハーフマラソン🏃♀
結論
わかりません笑
見慣れた町並みを見ながら、沿道の応援に力をもらいながらゆるゆると楽しんだらいいよ
と先輩ランナーから教わっていたのですが感じたのはスタート前のバンテリンドームのみ。
スタートしたら、ただのマラソンコースな訳で不安ばかり。
本当に行けるのかな?
足は痛くならないかな?
制限時間に間に合うかな?
このペースで最後までいけるのか?
とにかくとにかく不安。
だって1人だけの戦いなんですもん
だれかが伴走してサポートしてくれる訳ではないので、体調も含めて1人で考え走り続けないといけないのです。
ゆっくり走りすぎるとそれぞれの制限時間関門で強制終了。
体調不良で、随所にいる医療チームに抱えられている人。
救急車も途中入ってきたり
不安は募るばかりで
今すぐ走るのを止めたいし、給水する時間も省いてでも早く終わって帰りたい。
途中からはずっとそれだけ
15キロ越えたあたりから脚の痛みがピークになり、両膝や股関節は痛むし下半身が驚くほどの重さで動かない。
寒さで手も固まり自由に動かないから、ここでやめてしまおうかな、そう何度も何度も頭によぎって。
ここからはもう気力だけ、自分との闘いだけ。
沿道にいる方が応援プレートをかかけてくれてるんです
『弱い自分に打ち勝て!』
『大丈夫、自分を信じて!』
そんなプレートにも力をもらい
間違いなくゴールしているだろう仲間たち、応援してくれている家族や仲間を思い出し進むしか終わりがないなって😢
もう本当に身体は限界で痛いのか重いのかよくわからない状態で、苦痛以外は何も無い
でもゴール500メートル手前で駆けつけてくれた仲間の応援をみた瞬間
痛みが一瞬にして消えこんなにも脚に力が入るようになるから人間って不思議なものです
マラソンは私にとってとても過酷でしたが、人生とよく似てるんだなと。
人生だって結局1人で選択して1人で進む路なんです。
その路を歩くの走るのか、過酷な道路なのかも選ぶのは自分。
それによって見える景色や感じられるものが違いますが、どう選ぶかは自分次第
そしてその路を誰と歩むのか
どんな仲間と支え合いお互いが力を分け合ういながら進むのか
10キロを越えた景色は私にとって決して美しいを景色ではありませんでしたが、
その過酷さ故に感じられたこと、人生においても挫けない強さを学べたそんな2時間39分
来年は絶対に出ません🤣
たくさんの応援📣ありがとうございました🙇
Saya