42歳のクリスマスイブ
手術室にいたな、と。
もうあれから7年も経過していて月日の早さに驚きますが、人間の回復にも驚きで年々傷も薄くなり記憶も薄くなり。
当時の断片的な記憶しか残っていないのですがお酒が飲めない私に、炭酸水とチータラを買ってきてくれたり、暇にならないよう好きな小説を買ってきてくださったり。
何せ皮膚移植をしていたため。動かしてもし皮膚がズレてしまったら付かず化膿してしまい再手術 なのだと。
となると おとなしく寝てるしかなかったのです
ベッド上でずっと 天井 や外の景色、クリスマスや 年末年始のテレビ番組 見るたびに だんだんだんだん心が荒んでいくのです。
それは病気に対する悲しみではなくて
動けない 自分の体
何も 人の役に立っていないこと
そうやって自分の存在価値がわからなくなるのです。
クリスマス🎄なんていう時期が時期だけにあまりにも楽しげな外の景色を見ると、どんなに心が強い人でも乱れることだってあるのだと。
母が抗がん剤で苦しんでいる姿を見てもし、私に何があっても手術はしない。
そう決めていたのですが今の時代なのでしょうか
診察に入るなり
『この間の病理検査の結果ね、悪性腫瘍だよ。僕空いてる日こことここだけど、どっちで手術するー?』
『クリスマスだからか空いてるよ😁』
そんな感じであれよあれよベッドの上で過ごすことになったのですが、おかげで本当に大きな経験ができたのはありがたい時間。
部分麻酔のおかげでドラマ級の医療チームのかっこ良さがみれましたし🤭
仲間の温かさや、1人の孤独感
自分の無能さや揺れ動く感情だったり
こんな感情になる自分がいるんだなぁと
あの時間を経験できたおかげで、自分のものの捉え方や、これからの自分の行動が変わったことが何より大きなクリスマス🎄プレゼント🎁
瞑想ではないですが自分と向き合えるいい時間になったのは間違いないこと。
本当に思うのです。
隣の芝生は青く見えるものですが、自分の今をよくよく見たら十分じゃんって思えることができるかできないかでその先の分かれ道は変わっていくのだろうなーなんて。
7年前のクリスマスは相当捻くれていましたが、こうやってまた1年過ごせているのはまぁまぁ軌道修正しながら進めているのかな
自分が進んでいる巨大迷路をいつか上から眺めてみたいものです🤭
自分自身に素敵なクリスマス🎄プレゼント🎁を届けられる1日を過ごしていきましょうね
saya
















