子供と一生の間に一緒に過ごせる時間はどれくらいあるのか
赤ちゃんの頃から考えると長くいられる気がしていますが母親は7年6ヶ月
父親に至っては3年4ヶ月なのだというびっくり時間を目にしたことがあるのです。
私の場合、3人とも幼少から保育園のお世話になりながら仕事を続けていたのできっと父と母の半分くらい、5年間位しか一緒に過ごせていないのかも知れません。
小学生までは夜や週末も過ごせていましたが大きくなるにしたがって、ましてや成人していく子供たちとはさらに一緒に過ごす時間が減っていくのだと実感
それは私自身も同じで、子供の成長と共に仕事時間も増えているのは間違いない事実。
ですが、80歳に向かう両親から見たら私は永遠の子供であって
成人するわが子たちもどれだけお互い歳を重ねても親子は親子。

親として見せてあげたい景色や経験、伝えたい想いは共に過ごす時間がないとやっぱり伝えられることはできないなと感じています。
物は買ってあげたら簡単に与えられるかも知れませんが、一緒に笑う時間やドキドキする経験やワクワクするような景色、辛い経験や苦労も
買ってプレゼントする事はできない時間
ついつい仕事のことばかり考えていたり、優先してしまいがちですが死ぬまで親として背中を見せてあげたいなと考えたりします
ケアマネ担当させていただいた方の息子さん
自宅で最期まで看取りたいと慣れない点滴の管理や身体のお世話をお嫁さんやお孫さんと協力され、本当に立派にやり遂げられた方の言われた言葉がずっと私の中に残っています
『親というものは、産んで育てて自分がこの世を去るまで子供にたくさんの経験や学びを伝えてくれるものなんですね。』
初めての介護、初めての看取り、初めての葬儀
とにかくたくさんの経験や生き様をしっかりと魅せてくれたのだと息子さんが涙ながらに話してくださった事は、私としてもとても大きな経験
親として、子どもとして

これからもできることや伝えたいことはしっかりと届けていきたいものですね
今日も大切な人とステキな時間を過ごしていきましょうね🥰
Saya